人が亡くなると 思い出が残る。
小さな点のようなものから 突然 ふわっと大きく広がって
懐かしさに泣くことが有る。 家も同じかもしれない。
実家を処分することになりました。解体して更地に。という事は
家の形が無くなることで・・・
今の家は父が建て替えたもので私が住んだのは短いのであまり思い入れは無い!と
思っていたけど 壊す となると寂しさは有ります。家のことをいろいろ
思っていると なぜか子供の頃の古い木造の平屋の家(あの頃のはみんなそうでしたが)家の間取りやどこにどんな物があったかなど 驚くほど鮮明に思い出しています。
みんな さよならさよならと別れを言っているようです。今の家が無くなるという事は前の家も無くなることなんだなあと 不思議な気持ちになっています。
故郷も変わっていきます。海は埋め立てられて小さくなって 山は削られて
団地になっていきました。変わらないのは 八幡様の社でしょうか。
川は 今は護岸工事がされて 水鳥も来なくなりましたが 前はいろんなのを
見ることが出来ました。
チャウシャクシギ 旅鳥だそうですが 5月に帰った時は良く見ました。